栗剥き
2006年 11月 16日
パシリやら同僚のいじりにもある意味慣れた。
こちらピエモンテ州アルバでは白トリュフという魅惑の高級食材が旬です。どんな料理にでも削って食べる。
ちなみに店では5グラム35ユーロです。
しかし白トリュフフェスタが終わったので一気に外国人観光客が減り(近郊のドイツ人で占めるけど)あんなに忙しかった店も暇になりました。
が、相変わらず拘束時間だけは朝は8時入り、夕方は5時入りと。。
客がこないと仕事も減る。。私もやることありません。
なにかやることない?って聞くと、
栗剥けというもんで、
全部やったよと言ってやった。
そしたらもうないのかと。。
そんなに栗剥きさせたいか?
とにかくつまらないのです。
そしたらいつものように調理台に手をつくなとかもたれるなといちいち言うやつがいる。
私自身が自分ができないことを人にさせるのは嫌、だから私にその人ができないことを言われるのが嫌。
で、なにかと私をこき使う。もっと頭使ってから人を扱えよといつも腹の中で思ってます。
で、そこに立ってると邪魔なんだよ!!と言われ、
私には立ってる場所さえないんか?人にものを言うときには言い方ってものがイタリア語にもあるだろうと。。その一言が相当悔しかった。
夜の賄い後、まだ悔しいからもう家に帰ろうと思って一階のレストランのドミニコに話をした。
ドミニコは素晴らし料理人でいつもなにかと気遣ってくれる。ちゃんと人が見れるし頭いい。
ドミニコがたしかに今日はみんな落ち着いているのは僕も知ってるよ。
ミホにも個性があるように上の階のみんなにももそれぞれ個性がある、でもあいつは決して悪い奴じゃないんだよーって。
だからお願いだから仕事に戻ってと鼻紙くれた。
悪い奴じゃないけど馬鹿は嫌いだよ~とも言えず、仕方なく上に戻った。
いちいち気にする自分がいけないのか?
なんでこんなことを耐える必要があるのか?
そんなことを一日に何回考えてることか。。
毎日、悩み続ける日々を過ごしています。