金曜日は魚の日
2006年 02月 17日
週末晴れるといいな。
今日は朝8時に近くのスーパーまでレッスンに使う食材の買出しをジャンルーカと一緒に行った。イタリア(正しくはキリスト教)では金曜日は魚を食べる日、お肉は控える日なのだ。
イタリアと言えば80%いや90%がカトリック教だ、キリストが亡くなった金曜日には贅沢を控えるため肉は食べない習慣が今もなお残っている。
だからスーパーの魚コーナーも金曜日は朝8時だというのにかなり魚が充実している。
街の郊外の大型スーパーではいろんな食材が充実していた。
もちろんチーズやサラミ、ハムの種類も沢山あり朝から楽しいプチ食材ツアーになった。
今日のレッスン
前菜:TROTA(ます)フィレ、温野菜添え変りマヨネーズで
:蒸し魚のフィレ、ローズマリー風味のジャガイモ添え
プリモ:イカ墨のスパゲッティ
:エビとバジリコ入りスペルト小麦のスープ
セコンド:鰡の炭火焼と野菜のオーブン焼き
ドルチェ:オレンジのセミフレッド
スペルト小麦のスープはきちんと、香味野菜と香草、エビの殻でとったブロードで作っているので美味しく仕上がった。スペルト小麦のプチプチ感が好き。
学校で作ったドルチェで今回初めてゼラチンで固めたものを作った。
いままですべてオーブンで焼いたものまたは湯せん(bagnomaria)したものばかりだったので、今日はかなりうれしかったし、味も美味しかった。
今日はジャンルーカのファミリーも一緒に夕食を食べた。
私たちはほぼ毎食、シェフの家族やジャンルーカの友人たちと一緒に食事をとっている。
テーブルセッティングからサービス、カフェまで当番でおこなっている。
いろんな人と一緒に食卓を囲むことはイタリアではごく普通のようだ。
やはり大勢で頂く食事は美味しく感じるし、何よりも心が温まる。
そのような食生活がごく普通に馴染むようになってきた今日この頃です。
ジャンルーカのFIGLIO