Grazzie mille
2006年 01月 15日
なんだかとても寂しい気持ち。
でも今日もいつもどうりに頑張るのみ。
どうぞ忙しい一日になりますよーに。
今日も満員御礼、最後のお客様用の前菜が足りないよー。
焦る私、まったく慌てる素振りのないシェフ、
はいこれ使って。。。。さささーと一品作ってしまう。
料理人はこうでないと。。。いけないのよね。
今日も無事昼営業終了、仕込みをやりながら夜の賄いを作った。
夕方5時を過ぎてもシェフと大谷さんは買出しから戻らない。。
どこ行ったのかな?渋滞??
ほどなくしたら帰ってきて、真っ白なコックコートをプレゼントしてくださった。
イタリアで使ってね、向こうのは素材あんまりだから。
これ着てガンガン頑張ります。
私にとってこの一ヶ月のアルテでの修行は内容の濃いー一ヶ月でした。
厨房での仕事をかなり甘くみてたことに反省した一週間、
何をするにもスピードと力が必須と感じた一週間、
すべての材料を粗末にすることなく使い、素材を生かす調理の仕方に驚いた一週間、
貪欲に美味しいものを作り上げることを追求していくことの大切さを知った一週間、
大変だったけど、本当に充実しました。
包丁で指を切り、クエ(魚)のえらで指を切り、火傷もするわ、手荒れはするわ。。。
そんなの当たり前ー。男も女も関係ない、諦めたら終わり。。。
イタリアの厨房で言葉を充分理解していない私は苦労ばっかりだろうな。
でもアルテでお世話になったシェフや大谷さんや高橋さんに情けない報告はできない、たった一ヶ月だったかもしれないけど、ここで頑張れたことをイタリアで発揮できる自分になりたい。
シェフ、大谷さん、高橋さん本当にお世話になり有難う御座いました。