パンドルチェ
2010年 12月 15日
リグーリア州ジェノバのクリスマスに食べる菓子です。
じゃ~ん、こんなにビックサイズ。
断面はこんな感じです。
こちらはpandolcebasso(パンドルチェバッソ)といいます。
バッソとはイタリア語で低いという意味です。
サクサクとした食感で美味しいです。
ちなみにpandolcealto(パンドルチェアルト)もあります。
アルトとはイタリア語で高いと言う意味です。
バッソに比べて、高さもあり生地はしっとりしています。
ジェノバにはどのお店にもこの2種類があり、
自分の好みのものを選んで買うみたいです。
私はちなみにバッソの方が好きです。
ボロボロして食べにくいのが難点ですが。。。
クリスマス用の菓子として売られていますが、
リグーリア州では年中、菓子屋さんにあります。
とても日持ちする菓子で、クリスマスから正月まで食べ続けます。
料理留学時代、クリスマスシーズンはちょうど、リグーリア州から
お隣のピエモンテ州のレストランに居たのですが、
ジェノバのマンマがクリスマスの時期に私にプレゼントを持って、
レストランに食事に来てくれました。
あなた、ここに居たら(ピエモンテ州)パンドルチェが食べ損ねるから持ってきたわよって。
私にとって、パンドルチェは料理留学時代を思い出す菓子の一つです。